レイ・フロンティアなど、行動パターン分析で「移動×商業」を活性化 実証実験開始へ

動(ウゴ)ログPROJECT
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人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を提供するレイ・フロンティアなど7社は、JR東日本主催のモビリティ変革コンソーシアムにて、「移動×商業の相互活性化に関する実証実験:動(ウゴ)ログPROJECT」を9月9日より実施する。

モビリティ変革コンソーシアムは、解決が難しい社会課題や、次代の公共交通について、交通事業者と国内外企業、大学・研究機関などがつながりを創出し、オープンイノベーションによりモビリティ変革を実現する場として、JR東日本が2017年9月に設立。現在157団体が参画している。

今回の実証実験には、レイ・フロンティア、JR東日本に加えて、三井物産、オムロンソーシアルソリューションズ、ゼンリン、ゼンリンデータコム、パシフィックコンサルタンツが参画。ユーザーの行動パターンに基づき最適化したお知らせ・クーポン等のインセンティブを提供することで、新たな移動・消費行動を生み出し、移動および商業活動を相互に活性化すること、およびその方法論を検証・確立する。

レイ・フロンティアは、実証実験において、位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を活用したユーザーの行動パターン分析・クラスタリング等を担うとともに、実証実験モニターの行動パターンを収集し、インセンティブを配信するチャネルとしてスマートフォンアプリ「SilentLog」を提供する。

またレイ・フロンティアでは、実証実験に参加する一般モニターを9月8日まで募集する。対象はJR中央線、南武線、青梅線を普段利用しているiPhoneユーザーで、募集人数は3000名。参加方法はアプリ「SilentLog」上で参加表明を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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