あいおいニッセイ同和損保、オンデマンド交通事業者向けMaaS保険を販売

あいおいニッセイ同和損保がオンデマンド交通事業者向けMaaS保険を販売
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あいおいニッセイ同和損害保険は、今後拡大が見込まれるオンデマンド交通事業に伴うリスクに対応するため「MaaS(モビリティアズアサービス)保険」第1弾としてオンデマンド交通事業者向けプランを販売すると発表した。

路線バスや自治体バスを利用者の都合に合わせて運行するオンデマンド化の取り組みが加速している中、オンデマンド交通を運営する自治体・事業者の安全・安心に対応した保険を提供する。

プランでは、オンデマンド交通事業での基本リスクに関する補償をパッケージ化して様々な事故に対応するなど、分かりやすい商品として設計した。利用客の満足度向上をサポートする補償も追加で設定する。

基本リスクの補償では、運行中に自動車事故を起こし、通行人や乗客にケガを負わせた場合など、オンデマンド交通事業者が業務に使用する自動車の運行に伴って発生しうる損害を補償する。バス停留所の雨よけが倒れて通行人にケガを負わせたなど、オンデマンド交通事業者が業務遂行や管理する施設・設備に関連した事故を起こし、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害について補償する。

また、利用者の満足度向上をサポートする補償として、乗客がバス内に忘れ物をし、自宅まで届けた際の費用や配車予定時間から到着が大幅に遅れた場合に次回乗車時に使用できる電子クーポンを配布した際の費用など、オンデマンド交通事業者が提供するサービスにおいて、サービス約款に基づく約定を履行することによって負担した費用を損害保険金として補償する。

同社では2019年度中にMaaS 保険第2弾を販売する予定で、今後もMaaSなど、新しいリスクに対応した保険を提供していく。

《レスポンス編集部》

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