今月末、7月24~28日に行われる2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会は様々な観戦席が用意されている。今回はオススメの観戦スポットを紹介していきたい。
最終コーナーから1コーナーまでが指定席、エリア席となっており、それ以外の席は自由席となっている。まずは有料の指定席、エリア席について紹介する。スタートやゴール、表彰台にイベントなどホームストレートで行われるため、有料席は一番盛り上がりを見せるスポットで観戦することができる。有料席の良いところは巨大なモニターが設置され、見える部分以外で何が起こっているのかなどレース全体を確認することができるのだ。
さらに今年から新しい観戦スポットが登場。最終コーナースタンドの最上段に設置された「R-BOX」と国際レーシングコース最終コーナーの最上段に設置された「GRAN VIEW」だ。R-BOXとは屋根付きのボックス型観戦席で家族連れやグループでの観戦に最適。無料でWi-Fiが利用でき、順位やレース展開などリアルタイムで確認することができる。GRAN VIEWはテラス席となっており、見晴らしの良い最上段からゆっくり観戦できるスポットだ。R-BOXと同じくWi-Fiはもちろん、冷房完備のレストルームも利用できるワンランク上の観戦席となっている。
観戦しやすい環境が整えられている指定席、エリア席だが、自由席も魅力的な観戦スポットなのだ。オススメしたいのがC席。C席は2コーナーの出口からS字にかけて設置されている観戦席。鈴鹿サーキットの名物コーナーであるS字はライダーにとってリズムを掴むのにとても重要なコーナーでもある。テンポよく駆け抜けていくS字での走りは圧巻。他の席に比べメインスタンドからの距離も近いため、指定席での観戦の人も足を運びやすい。
通常のスプリントレースだと移動しながらの観戦は難しいが、8時間という長丁場のレースでは一箇所に止まらず様々な場所でレースを楽しむことができる。カメラでかっこいい写真を撮りたい、自分が見ている場所では見ることができないマシンの動きが見たいなど、鈴鹿8耐ではレース中に楽しめる様々な観戦スタイルを試すことができるのだ。そのため、かなりの距離を歩くことにもなるため、観戦の際は歩きやすい靴を選ぼう。そしてとにかく暑い鈴鹿8耐、こまめな水分補給を徹底しながら、様々な観戦エリアに足を運んで楽しんで頂きたい。