横浜市営地下鉄の川崎延伸で説明会…2030年度開業目途のあざみ野-新百合ヶ丘間

川崎市内へ延伸されることになった横浜市営地下鉄ブルーライン。
  • 川崎市内へ延伸されることになった横浜市営地下鉄ブルーライン。
  • 延伸区間のルート案。3案とも概算事業費は1690~1760億円とされており、開業後は横浜市交通局が第一種鉄道事業者として運行する。

横浜市と川崎市は8月、横浜市高速鉄道3号線(横浜市営地下鉄ブルーライン)あざみ野~新百合ヶ丘間延伸事業に関する説明会を開催する。

この事業は、川崎市北部や多摩地区などから東海道新幹線新横浜駅へのアクセスを強化することをおもな目的としたもので、費用対効果や採算性が認められるとして、1月には2030年度の開業を目指した事業化が決定している。開業すれば川崎市内に初めて地下鉄路線が誕生することになる。

延伸部のルートについては、川崎市麻生区内を通る西側、東側、中央の3案が検討され、総合的に評価した結果、東側ルートの整備効果が高いとされているが、「市民の皆様へ情報提供を行い、御意見を伺うとともに、平成31年度中を目途に1案に選定する予定です」として、今回、横浜市と川崎市で事業の概要やルートの概略、事業の進め方などに関する説明会が開催されることとなった。

説明会は、川崎市の麻生区役所で8月23日19時~20時30分、8月25日14時~15時30分、横浜市立あざみ野第一小学校で8月26日19時~20時30分、横浜市立嶮山(けんざん)小学校で8月31日14時~15時30分にそれぞれ開催される。申込みは不要だが、麻生区役所のみ先着200人となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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