事業再生ADR申請の曙ブレーキ、国内再生ファンドから200億円調達へ

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事業再生ADRを申請した曙ブレーキ工業は7月18日、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズが組成するファンドを引受先とする第三者割当増資により、総額200億円を資金調達を行うと発表した。

曙ブレーキは今年1月、北米事業不振などの影響による経営悪化を受け、事業再生ADR手続を申請、金融機関の支援を求めると発表。以来、40社を超える複数の事業会社や金融投資家に対してスポンサー候補としての出資検討を依頼してきた。

ジャパン・インダストリアル・ソリューションズは、日本政策投資銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行が設立した投資会社。シャープや化学工業メーカーのトクヤマに出資を行ったことでも知られる。

調達資金200億円は、構造改革資金約150億円(国内:約53億円、米国:約69億円、欧州:約25億円)のほか、設備投資資金として(約50億円)を充てる予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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