【ジープ ビキニエディション】限定車が販売台数をけん引するFCA

FCAジャパン代表取締役社長兼CEOのポンタス・へグストロム氏
  • FCAジャパン代表取締役社長兼CEOのポンタス・へグストロム氏
  • ジープ ラングラーBIKINI Edition
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FCAジャパンはジープ『ラングラー』と『レネゲード』に海の雰囲気を演出した特別カラーを施した「BIKINI Edition」(ビキニエディション)を発表。7月27日より発売する。ラングラーは80台、レネゲードは100台の限定となる。

海をイメージした限定車

夏の海を連想させるターコイズブルーカラーのボディカラーが特徴のBIKINI Edition。専用のロゴが配されるほか、夏を連想させる様々なアイテムが搭載されている。

この限定車は日本専用ではあるが、ボディカラーはアメリカのカタログモデルとしてラインナップされ、日本へは初導入だ。FCAジャパンマーケティング本部プロダクトマネジャーの渡邊由紀さんは、「ボディカラー名は『ビキニパールコート』といい、ここからBIKINIと名付けた。とてもきれいな色で、この色に惹かれた」と採用理由を説明する。また、「ジープはオフロードだけではなくサーフィンなどにも親和性があることから、海をイメージした限定車とした」という。

そして、「夏に合う、太陽の下で映える色。アメリカのカリフォルニアなどではとても映える。ラングラーをはじめとしたジープ全般の傾向として黒が多いのだが、日本の夏の太陽の下で、実はこういう色もすごく良いということをアピールしたかった」と導入への思いを語った。

ジープブランドもFCAジャパンも販売好調

このように限定車を次々と導入しているジープの販売台数は非常に好調だという。FCAジャパンは全体として、2019年上期は輸入車市場がー2%である中、前年同期比+7.4%を記録。「特に6月の伸びは特筆すべきもので、全体の登録台数は会社始まって以来初めて3,000台を超え、FCAジャパンとしての最高記録となった」とコメントするのはFCAジャパン代表取締役社長兼CEOのポンタス・へグストロム氏だ。ジープも6月単月では、「対前年比43%アップの1800台を超え、単月での最高記録を達成した」と述べる。

さらに、ジープは第2四半期も対前年比30%増(3667台)で、四半期販売台数としても過去最高。それに牽引され、FCAジャパンとしても過去最高を記録(6665台)。この結果、「2019年の最初の6カ月はFCAジャパンとして過去最高の上半期になった」と好調さをアピールした。

限定車も台数好調の要因

その大きな要因となったジープの販売は各車とも堅調に推移しているが、大きく台数を牽引しているのが2018年年末にフルモデルチェンジした新ラングラーとレネゲードだ。渡邊さんは、「ラングラーはジープ全体の販売台数の約4割、レネゲードは約3割を占めておりこの2モデルで約7割と、非常に重要なモデルだ」と位置づける。

特にラングラーは、2009年のボリュームと比較すると約5倍の販売台数を記録。「一般的な販売トレンドは、モデルを投入した年からその翌年にかけて販売のピークを迎え、その後緩やかに下降していく傾向にある。しかし、ラングラーは逆のトレンドで右肩上がりだ」と常に好調であることを指摘。

その理由は様々あるとしながらも、「ユニークで他にないボディスタイルや、ブランド力の構築、我々の販売網の拡充などが挙げられる。そして、もうひとつ販売に貢献しているのが限定車の導入だ。過去10年にわたり数多くの限定車を導入してきた」とし、限定車が販売に大きく影響を及ぼしていることをコメントした。

へグストロム氏によると、「日本はすでに旧型ラングラーの販売では北米以外では最大の輸出市場となっていたが、新世代ラングラーにより一層その地位を確固たるものにしている」と中国やドイツを抑え輸出市場トップを維持していることを明かす。

今後としても、「新ラングラーは価格帯的によりプレミアムなポジショニングとなっているが、今年、昨年より8%増の台数を販売する計画だ。そして第3四半期はFCAジャパンだけでなく、ジープにとっても過去最高を更新する四半期にする所存だ」とその意気込みを語り、「消費税の値上げによる影響は懸念されるものの、FCAジャパンとしても2019年は4年連続で2万台を突破し、ジープとしても10年連続で過去最高を更新する年となることに自信を深めている」と述べる。

そのために、アルファロメオ『ジュリア』ヴェローチェの仕様変更や、フィアット『500X』、ジープレネゲードを導入。アルファロメオジュリアと『ステルヴィオ』には第2四半期にディーゼルモデルをラインナップ。さらに「下半期には合計20モデルもの限定車の発売を予定している」とし、これらを武器に台数を伸ばしていく方策だ。

《内田俊一》

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