国土交通省は7月3日、トラック事業者と荷主が連携して物流全体の効率化を図ることで、トラック輸送の省エネ化を推進するため、車両動態管理システムを導入するトラック運送事業者を支援すると発表した。
運輸部門におけるエネルギー消費量の約3割を占めるトラック輸送での省エネの推進は重要だが、トラック事業者が単独でこうした取り組みを行うには限界がある。トラック事業者と荷主が連携して物流全体の効率化を図り、省エネ化を推進していく必要がある。
このため、国土交通省は「トラック輸送における省エネ化推進事業」として、トラック事業者と荷主との連携を要件に、車両動態管理システムなどの導入に要する経費(設備費)の一部を補助し、システム活用による輸送の効率化を実証する。
支援を受ける事業者を3回にわけて公募する。1回目は7月24日~8月6日。