ホンダ NSX 改良新型、公式ペースカーに起用へ…パイクスピーク2019

アキュラ(ホンダ )NSX 改良新型のパイクスピーク 2019公式ペースカー
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ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは6月26日、『NSX』(Acura NSX)の改良新型となる2019年モデルが、米国コロラド州で6月30日に決勝レースが開催される「第97回パイクスピーク国際ヒルクライム」において、公式ペースカーに起用されると発表した。

NSXの2019年モデルでは、軽量ボディのミッドシップに、直噴3.5リットル(3493cc)V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する。高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を採用しており、フロントにモーターを2個、リアに9速デュアルクラッチトランスミッションと一体設計する形で1個、合計3個のモーターをレイアウトした。前輪の左右を独立した2つのモーターを使い、四輪の駆動力を自在に制御するトルクベクタリングを可能にする電動式4WDハイブリッドとなる。

米国仕様車のスペックは、エンジンの最大出力が500hp/6500-7500rpm、最大トルクが56.1kgm/2000-6000rpmだ。モーターの最大出力が73hp。システム全体で573hpのパワーと、65.8kgmのトルクを獲得している。

2019年モデルでは、シャシーのコンポーネント、タイヤ、ソフトウェアのチューニングを変更した。ドライバーの狙いにさらに忠実に反応し、毎日の運転からサーキットまで、あらゆる状況でパフォーマンスを引き上げた。限界時には、バランスやコントロール性が向上しており、微妙なアクセル操作により、より正確にアンダーステアやオーバステアを調整することができるという。

シャシーの強化では、前後のスタビライザーバー(前側26%、後側19%の剛性アップ)と、トーリンクブッシュの剛性を21%、リアハブの剛性を6%向上させた。スポーツハイブリッドSH-AWDのパワーユニット、アクティブ磁気ダンパー、電動パワーステアリング、VSAのソフトウェアも改良を受けた。米国仕様の場合、NSX専用に新開発されたコンチネンタル「スポーツコンタクト6」タイヤを装着する。トレッドパターン、構造、ゴムコンパウンドを見直し、毎日の通勤から雨天走行、サーキットまで、あらゆる状況でハンドリング性能を高めた。

このNSXの2019年モデルが、第97回パイクスピーク国際ヒルクライムの公式ペースカーに起用される。ドライバーには、パイクスピーク国際ヒルクライムで6度の優勝経験を持つデビッド・ドナー氏を起用する。なお、ペースカーはオレンジのボディカラーを基本に、ブルー、グレー、ブラックのアクセントが採用されている。

《森脇稔》

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