トヨタ、シエンタ ハイブリッド 13万7000台をリコール エンジン破損のおそれ

トヨタ シエンタ ハイブリッド(2015年)
  • トヨタ シエンタ ハイブリッド(2015年)
  • 改善箇所

トヨタ自動車は6月26日、『シエンタ』ハイブリッド車のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2015年5月7日~2018年9月3日に製造された13万7016台。

エンジンルーム後部に取付けているカウルルーバの防水構造が不適切なため、集中豪雨など多量の雨水がかかった場合、水がエンジン上部に滴下して、インジェクタ取付け部から燃焼室に浸入することがある。そのため、コンロッドが変形して異音が発生し、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。

改善措置として、全車両、カウルルーバの仕様に応じてシール材を貼り付けるとともに、全車両、エンジンに防水カバーを追加。また、エンジンの燃焼室を点検し、異常がある場合はエンジンを新品に交換する。

不具合は152件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集