横浜ゴム ジオランダー装着車、豪州最大級のオフロードレースでクラス優勝

砂地を走る「TRD」の「TOYOTA HILUX」
  • 砂地を走る「TRD」の「TOYOTA HILUX」
  • ジオランダーA/T G015(写真はLTサイズ)

横浜ゴムのSUV向けオールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T G015」装着車が、6月8日から10日に開催された豪州最大級のオフロードレース「Tatts Finke Desert Race」のEXTREME 4WD(X4WD)クラスで優勝した。

優勝したのはTRDの新堀忠光選手/MURRAY KENNETH HYNES選手が駆る「TOYOTA HILUX」で、日本チームおよび日本人ドライバーが同クラスで優勝するのは今回が初。ジオランダーA/T G015は優れた走破性と耐久性を発揮し、勝利を支えた。

Tatts Finke Desert Raceは豪州ノーザンテリトリーの内陸部のうち、細かな赤砂が多いレッドセンターと呼ばれる広大かつ深い砂に覆われた荒野を縦断する往復460kmのデザートレース。TRDは昨年から20分タイムを縮めて往路を終了。翌日の復路でも安定的な走りを続け、全143台中60台が制限時間内に完走できない中、タイヤ無交換で見事クラス優勝を果たした。

新堀選手はレース後、「デザートレースということで、より軽量でサスペンションの動きを活かせるジオランダーA/T G015を選択した。深い砂の上でも充分なトラクションが得られ、コントロール性も優れていたのでドライビングに集中できた。また予選、決勝を通じてパンクなどのトラブルもなかった」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

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