【マン島TT】スーパースポーツレース1はジョンストン選手が初優勝。山中選手はマシントラブルでリタイヤ

スーパースポーツのプラクティスに向かうリー・ジョンストン選手(マン島TTレース2019)
  • スーパースポーツのプラクティスに向かうリー・ジョンストン選手(マン島TTレース2019)
  • スーパースポーツレース1スタート直前の山中正之選手(日の丸のレザースーツ)(マン島TTレース2019)
  • スーパースポーツのプラクティス直前のジョンストン選手(マン島TTレース2019)
  • 惜しくも表彰台を逃したディーン・ハリソン選手(マン島TTレース2019)
  • ジョンストン選手はとても小柄なので両脇の選手が身体をかがめて表彰台に乗った(マン島TTレース2019)
  • 記者会見後、奥さんと赤ちゃんともにジョンストン選手の笑顔(マン島TTレース2019)

気まぐれな天気で有名なマン島だが、ここまでスケジュールに影響が出たのはこれまでない。現地6月3日の最後に行われたのは、主に600cc4気筒マシンで競うスーパースポーツTTレース1だ。スーパースポーツとサイドカーはウィーク中、2回レースが行われる。

予選は今年好調なディーン・ハリソン選手(カワサキ)がトップとなっていた。
スーパースポーツレース1も雨天や霧によるディレイやリスケジュールでストレスがたまる展開で、今にも雨が降りそうな中レースがスタートした。

順調に周回数を重ねるかと思いきや、降雨で3周目に赤旗が提示され、結局2周でレースが成立となった。

レース1を制したのはTTレース初優勝となったリー・ジョンストン選手。続いてジェームズ・ヒリアー選手(カワサキ)、ピーター・ヒックマン選手(トライアンフ)のリザルトとなった。

日本から参戦している山中正之選手はマシントラブルで途中リタイヤとなった。

山中正之選手のコメント
「ウインディコーナーで原因はわかりませんがエンジンが止まってしまいました。止まる前にシールドに水滴が付くくらい雨が降ってきていたので(レース進行が)大丈夫かなと思ったのですが、マシンを止めたあとだれも来なかったのでレースが中断したことに気づきました。このあとまたプラクティスやレースを走れるので、気持ちを入れかえて走ります」

【スーパースポーツレース1決勝リザルト】

順位/選手名/マシン/平均時速/ベストラップ
1位 リー・ジョンストン ホンダ 126.87マイル(202.99km)17分50秒600
2位 ジェームズ・ヒリアー カワサキ 126.68マイル(202.69km)17分52秒252
3位 ピーター・ヒックマン トライアンフ 126.74マイル(202.78km)17分51秒676

《小林ゆき》

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