アウディ A6オールロードクワトロ 新型、48Vマイルドハイブリッドを全車に搭載

A6アバント新型をベースに車高を引き上げ、ホイールアーチトリムなどを追加

48Vマイルドハイブリッドをすべてのエンジンに組み合わせる

フルデジタルコクピットは12.3インチの大型ディスプレイ

アウディA6オールロードクワトロ新型
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アウディは6月5日、新型『A6オールロードクワトロ』(Audi A6 allroad quattro)を欧州で発表した。

A6オールロードクワトロは、新型が4世代目モデルだ。歴代モデルは、『A6アバント』をベースに車高を引き上げ、オフロードへの乗り入れを可能にしたSUV。新型A6 オールロードクワトロも、その手法を受け継いでいる。

A6アバント新型をベースに車高を引き上げ、ホイールアーチトリムなどを追加

新型A6オールロードクワトロは、新型『A6アバント』がベースとなる。新型A6アバントに対して、車高は45mm引き上げており、標準状態での最低地上高は139mmとした。ホイールアーチトリムは、スカンジウムグレー。ブレードとアンダーボディプロテクションは、アルミ調仕上げだ。ルーフレール、ディフューザートリム、リアガーニッシュは、ブラックまたはアルミ仕上げになる。シルトリムには、「オールロード」のロゴが添えられた。シングルフレームグリルは、縦長のアルミ製ストラットを備えたデザインだ。タイヤサイズは225/55R18で、オプションで最大21インチを用意する。ボディサイズは、全長4950mm、全幅1900mm、全高1500mm。ホイールベース2930mmだ。

インテリアは、ブラック、パールベージュ、オカピブラウンの3色を設定する。シートはブラックのレザー+ファブリックが標準だ。ベージュ&ブラウンの「Valcona」レザーが選択できる。トリムパネルは、グラファイトグレーファインペイント仕上げが標準。オプションでウッド2種類とアルミ1種類が用意されている。荷室容量は565リットル。40対20対40の3分割式の後席を倒せば、最大で1680リットルに拡大する。

48Vマイルドハイブリッドをすべてのエンジンに組み合わせる

新型A6オールロードクワトロでは、すべてのエンジンに48Vマイルドハイブリッドを採用する。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト・オルタネーター・スターター)、蓄電容量10Ahのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、55~160km/hの範囲で走行中にエンジンを休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、22km/h以下の速度で作動。減速時には、BASが最大8kWのエネルギーを回生する。アウディによるとこのマイルドハイブリッドは実走行において、100kmあたり最大0.4リットルの燃費を向上させる効果があるという。

新型A6オールロードクワトロには、通勤や長距離ドライブを念頭において開発した広範囲な先進運転支援システム(ADAS)を採用した。「シティ」および「ツアー」アシストパッケージとして設定される。ツアーアシストパッケージには、効率アシスト、アダプティブクルーズアシスト、緊急アシスタントなどを装備する。シティパッケージには、交差点アシストと出口警告が含まれている。

フルデジタルコクピットは12.3インチの大型ディスプレイ

新型A6オールロードクワトロには、フルデジタルコクピットの「アウディバーチャルコクピット」の最新版を設定する。アウディバーチャルコクピットは、12.3インチの大型ディスプレイを備えたフルデジタルコクピット。ステアリングホイールのマルチファンクションボタンで操作する。オプションのヘッドアップディスプレイは、情報をフロントウインドウに表示する。

最新の音声認識システムは、車両に記憶されたデータとクラウドに蓄積されたノウハウの2つの方法を駆使して、ドライバーのコマンドと質問に応答。標準装備されるパーソナライゼーションシステムは、7名までのプロフィールを記憶することが可能で、最大で400の設定を保存することができる。さらに、オプションの「アウディ・コネクト」キーを使用すると、グーグル(Google)のAndroid対応スマートフォンによって、車両の施錠や開錠が可能。「マイ アウディ アプリ」を利用すれば、ユーザーのスマートフォンと車両を接続することができる。

新型A6オールロード クワトロのドライバーは、大型の10.1インチのタッチスクリーン式ディスプレイに指で触れることで、インフォテインメントシステムの操作を行う。センタートンネルコンソールにある8.6インチのタッチスクリーンは、エアコンディショナーと快適機能にアクセスするためのもの。同時にここからテキストの入力も行える。ドライバーは、ティプトロニックのシフトレバーの上に手首を乗せたまま、検索のための文字入力ができるなど、快適にタッチスクリーンの操作を進めることができる。

音と触感によるフィードバックの組み合わせや、手を振る動作など共通のタッチジェスチャーを利用することで、新しい「MMIタッチレスポンス」は、非常に安全で直感的かつ、素早い操作を可能とした。ドライバーは、数多くの機能を日常的な言語を使ったボイスコントロールを介して、操作可能。目的地やメディアに関する情報は、車載データのほか、外部のクラウドから、LTEのスピードで取り寄せられる。

「アウディ・コネクト」のオンラインサービスには、新たに道路標識の認識や緊急情報などを追加。これは、アウディユーザーのスウォームインテリジェンス(群知能)を活用したCar-to-Xサービスとなる。ナビゲーションシステムも大幅に進化して、新たな機能を追加。「MMIナビゲーション・プラス」では、走行したルートの情報を元に、自己学習していく機能が付く。この機能では、ルートガイダンスは、サービスプロバイダーのHEREが運用するサーバーを経由して、オンラインで提供。ここでは、走行する全地域における交通状況も考慮されることにより、ルート検索の機能がより高度に行える。

《森脇稔》

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