BMWとジャガーランドローバー、戦略的提携…次世代電動パワートレイン共同開発へ

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BMWグループ(BMW Group)とジャガーランドローバー(Jaguar Land Rover)は6月5日、戦略的提携を結び、次世代の電動パワートレインを共同開発すると発表した。

今回の戦略的な提携は、両社がこれまで培ってきた電動化技術に関する専門知識やノウハウ、経験が基盤となる。BMWグループは2013年、EVの『i3』を発売。ジャガーランドローバーは、EVの『I-PACE』やプラグインハイブリッド車(PHV)を市場に投入しており、電動パワートレインの開発や生産に関して、幅広い経験を積んできた。

今回の提携により、両社は次世代の電動パワートレインの研究開発、エンジニアリング、調達において、共同で投資を行う。研究開発や生産計画を共有し、サプライチェーンにおける共同調達を行うことにより、スケールメリットや効率性を活用することができるようになるという。

BMWグループとジャガーランドローバーの専門家によるチームが、次世代の電動パワートレインを共同開発。そのうえで、引き続き各ブランドが持つプロダクトの特性や魅力は維持していく。

BMWグループとジャガーランドローバーは、自動化、コネクテッド、電動化、シェアリングという自動車産業を取り巻く変革の中で、先進の電動化技術分野で協力する、としている。

《森脇稔》

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