ボッシュの税引き前利益は11.3%増、電動化やコネクト部門が好調 2018年通期決算

ボッシュの決算発表会に登壇したフォルクマル・デナー取締役会会長
  • ボッシュの決算発表会に登壇したフォルクマル・デナー取締役会会長
  • ボッシュの電動化技術のイメージ
  • ボッシュの電動車向け充電支援アプリ

ボッシュグループ(Bosch Group)は5月9日、2018年通期(1~12月)の決算(確定値)を発表した。

同社の発表によると、2018年通期の売上高は784億6500万ユーロ(約9兆6810億円)。前年の780億6600万ユーロに対して、0.5%増加した。

また、2018年通期のEBIT(支払金利前税引き前利益)は、55億0200万ユーロ(約6790億円)。前年の49億4400万ユーロ対して、11.3%増加している。

事業別の業績では、電動化や自動運転を含めた先進運転支援システム(ADAS)、車載コネクティビティなどを手がけるモビリティソリューションズの売上高が、前年比3.5%増の476億ユーロと好調。為替レートの影響を調整した場合、伸び率は5.8%となる。

市場別の2018年実績では、欧州の売上高が前年比3.3%増の414億ユーロ。為替レートの影響を調整した後の伸び利率は、4.8%となる。北米の売上高は、前年比2.7%増の123億ユーロで、為替レートの影響を調整した場合、7.4%の増加になる。

《森脇稔》

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