アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュ、アイシン・コムクルーズ(ACC)、エィ・ダブリュ・ソフトウェア(AW-SW)の4社は4月23日、グループ内で車載ソフトウェア開発を担当するACCとAW-SWの経営統合に向けた検討を始めると発表した。
アイシングループは、2017年4月からバーチャルカンパニー(VC)体制を導入し、緊密なグループ連携体制を構築してきた。情報・電子領域でも、グループの総力を結集して「CASE」への対応を加速、強化すべく、リソーセスシフトによる効率化やグループ内の技術交流を進めている。
今回のACCとAW-SWの統合は、グループ内のソフトウェア専門会社を一元化することで効率的な開発体制を構築することに加え、電動化や知能化、コネクティッドに対応するソフトウェアの開発、実装スピードの加速、品質・スキルの向上が狙い。今後4社で詳細を検討し、2019年10月の経営統合を目指す。