BMW 3シリーズ 新型にロング、後席の快適性を追求…上海モーターショー2019で発表へ

BMW 3シリーズ セダン 新型のロングホイールベース
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BMWは4月2日、中国で4月16日に開幕する上海モーターショー2019において、新型『3シリーズ セダン』(BMW 3 Series Sedan)のロングホイールベースを初公開すると発表した。

ホイールベースは+41mmの2851mm。後席乗員の快適性がさらに向上

新型3シリーズ セダンのロングホイールベースは、日本市場にも導入されたばかりの新型3シリーズ セダンのホイールベースを41mm延ばして、後席乗員の快適性をさらに向上させたモデルだ。ボディサイズは、全長4719mm、全幅1827mm、全高1459mm、ホイールベース2851mm。41mmのロングホイールベース化に合わせて、トレッドはフロントを1583mm、リアを1599mmに拡大。ハンドリング性能を追求している。

新型3シリーズ セダンのロングホイールベースは、新型3シリーズ セダンに対して、後席の足元のゆとりが広がると同時に、乗降性を引き上げた。前席も、肩周りやひじ周りの空間が拡大する。シートには、「Sensatic」と呼ばれる専用トリムを採用。先代よりもガラス面積を100mm広げたパノラマガラスルーフを標準装備した。トランク容量は480リットルを確保している。

デジタルコクピットにはBMW オペレーティングシステム7.0を採用

新型3シリーズ セダンのロングホイールベースには、「BMW オペレーティングシステム7.0」を搭載する。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることを目指した表示&操作コンセプトだ。10.25インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのフルデジタルメーターパネルで構成される。それぞれ自分用にカスタマイズすることが可能だ。コントロールディスプレイは、タッチ操作に対応。より使いやすく最適化されたメニュー表示により、さまざまな機能や設定へのアクセス性を高めた。

ステアリングホイールのボタン、センターコンソール付近に配置されている「iDrive」コントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、音声コントロールとジェスチャーコントロールを採用。状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、姿勢や視線を動かすことなく、必要な情報や設定にアクセスできるとい。

音声で起動できるBMWインテリジェントパーソナルアシスタントを導入

AI(人工知能)を活用した「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を導入する。これは、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる機能だ。従来の音声入力とは異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動できる。使用頻度に応じてドライバーの好みを学習。長く乗り続けるほど、ドライブのパートナーとしての役割を担うという。BMWインテリジェントパーソナルアシスタントを起動する際、ドライバーは「ハイ、BMW」などと呼びかける。

新型3シリーズ セダンのロングホイールベースには、最新の先進運転支援システムを採用する。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、リア・コリジョン・ウォーニング、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。「ドライビング・アシスタンス・プロフェショナル」では、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションなどがセットされる。

オプションのパーキング・アシスタントには、リバース・アシスト機能が採用された。これにより、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることを可能にしている。

《森脇稔》

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