ルノー、ゴーン取締役の辞任を発表…全役職から退任へ

ルノーグループのカルロス・ゴーン取締役
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ルノーグループ(Renault Group)は4月3日、カルロス・ゴーン取締役が6月に開催される株主総会において、取締役を辞任すると発表した。

カルロス・ゴーン取締役は、2019年1月に会長兼CEOを辞任した後も、ルノーグループの取締役の地位にあった。しかし、今回の発表により、ルノーグループのすべての役職から退任することになる。

また、ルノーグループは、2018年度のゴーン氏に対する報酬について、固定報酬の100万ユーロを支払うと発表した。

しかし、成果報酬の22万4000ユーロについては、ゴーン氏の不正行為が倫理やコンプライアンスに抵触するとして、株主総会で支払わないことを議決するよう、株主に求めていく、としている。

《森脇稔》

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