関西電力は4月15日、扇沢駅(長野県大町市)と黒部ダム駅(富山県立山町)の間6.1kmを結ぶ旧「関電トンネルトロリーバス」路線で電気バスの運行を開始する。
2018年12月1日に廃止された「関電トンネルトロリーバス」の「無軌条電車」(トロリーバス)に代わる車両として登場するもので、ディーゼルエンジンの代わりにリチウムイオンバッテリー4パックを搭載。扇沢駅のホームで車載のパンタグラフを通して、およそ10分で超高速充電を行なう。
車体のデザインはトロリーバス時代のものを受け継いでおり、「新しさ」「さわやかさ」「北アルプスの雪」を感じさせるものとしている。
2019年度の運行期間は11月30日までで、扇沢駅と黒部ダム駅の間を16分で結ぶ。