新元号きょう午前11時半発表、経営統合の「出光昭和シェル」も誕生[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

きょう(2019年4月1日)は、新年度のスタートと同時に「平成」に代わる新たな元号が決まる日としても歴史に刻まれる注目すべき日でもある。5月1日の新天皇即位に合わせて元号が改まるもので、午前11時半ごろには菅官房長官が記者会見で新元号を発表するという。

きょうの各紙も「新元号、きょう発表」と、読売、毎日、産経が1面トップで報道。このうち、読売は「新元号6基準で選定」とのタイトルで、「憲政史上初の退位に伴って定められ、国内初の元号『大化』から数えて248番目」とし、その選定基準としては「国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つ▽漢字2字▽書きやすい▽読みやすい▽元号や追号(おくり名)として用いられていない▽俗用されていない」という6つの基準を満たす元号を選ぶ方針だと伝えている。

新元号の話題はともかくとして、4月1日から社名変更などの装いも新たにスタートする会社も少なくない。きょうの日経など新聞広告でも掲載されているが、新日鉄住金は「日本製鉄」に、三井生命保険は「大樹(たいじゅ)生命保険」。さらに、出光興産と昭和シェル石油が経営統合して「出光昭和シェル」としてスタートを切るほか、東京電力と中部電力の燃料・火力発電事業を統合した新会社「JERA」も誕生したが、社名変更や経営統合などのお家の事情は悲喜こもごもである。

2019年4月1日付

●新元号6基準で選定、きょう午前11時半発表(読売・1面)

●消費税10%あと半年、軽減税率対応,相談急増(読売・1面)

●新年度スタート、外国人受け入れ拡大、準備整わぬまま(朝日・1面)

●さよなら夕張支線、127年ありがとう(朝日・29面)

●「働き方」関連法が施行、真の「年休5日取得」を(東京・8面)

●「損害保険ジャパン」へ、来春メド変更、顧客に分かりやすく(日経・3面)

●観光庁日本人向け新システム、GPSで海外旅行安全に(日経・38面)

《福田俊之》

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