圧倒的な高画質『HD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!

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圧倒的な高画質『フルHD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!
  • 圧倒的な高画質『フルHD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!
  • フルHDの高画質は車室内の雰囲気を一変させるほどの美しさがある
  • 別売のナビ連携型ドライブレコーダー『DRV-N530(フロント用)』と『DRV-R530(リア用)』を接続する事で安全性や防犯性も格段に上がる
  • マップ画面はとにかく見やすく高精細。交差点までの距離もひと目で理解出来る
  • ドライブレコーダーもフルHDで録画。標識やクルマのナンバーまでしっかりと録画出来る
  • オーディオ画面にも遊び心が満載
  • マップ画面は詳細表示にしても対応するスケールで書き起こしているのでとても分かりやすく精密に表示される
  • JVCケンウッド アフターマーケット事業部 国内営業部 オートモーティブ分野 商品企画室 渋谷英治氏

「AVナビゲーションシステムの進化はこの10年で凄まじいスピードで開発技術も進み、開発者たちはもちろんユーザーにとっても思ったことを実現できるデバイスがますます増えています」

と語るのは、一月に最新型『彩速ナビ』を登場させたケンウッドでこのモデルの企画に初代から携わってきたオートモーティブ分野 商品企画室の渋谷英治さん。進化と熟成を続けているAVナビには何年かのスパンでその技術が大きく飛躍するときがあり、その間の期間をさらに技術で埋め商品を洗練させていく。すると商品としての完成度がさらに高くなる。最新が最良である理由がココにある。「それがある程度いくと、もう一つのステップに上がるタイミングがやってくるんです」と今回のモデルを振り返る渋谷さんの一言は実際に触れてみると深く納得ができる。JVCケンウッド アフターマーケット事業部 国内営業部 オートモーティブ分野 商品企画室 渋谷英治氏JVCケンウッド アフターマーケット事業部 国内営業部 オートモーティブ分野 商品企画室 渋谷英治氏2011年に登場したケンウッドの『彩速ナビゲーション』が今年、大きなグレードアップを果たして登場した。そもそもこの『彩速ナビ』はその名のとおり彩りも鮮やかな高画質さ、高速レスポンスにこだわり、さらに高音質をも追求するAV=Audio Visualナビゲーションシステム。2011年当時から屋内と違って照度環境が厳しい車内で“見やすい”画面にするため、バックライトを増やし輝度を上げ、ハードディスクがまだ主であった時代に技術を先取りするようにメモリーをナビエンジンとして使用する技術を新開発して採用。彩り鮮やかな画面とレスポンスの速さを持つ“彩速ナビ”のネーミングを持つ新機種が誕生したのだ。2013年にはスマホ画面を操作するように扱えるフリック&ピンチを実現するために静電タッチパネルを使って実現。そのレスポンスの速さについて「2年くらいはリードできるだろう」と考えていたそうだが、未だに業界最速のレスポンスを誇る。2015年にAVでは業界初となるハイレゾ対応モデルを登場させた。では最新“彩速”のAVナビは、近年のモデルからそのようなステップを踏み、グレードアップが図られたのか。今回はその最新モデルに備わる主な特徴を渋谷さんにご指南いただきながら紹介していきたい。

HD彩速ナビの“彩”=高精細/広視野角の事である。

マップ画面はとにかく見やすく高精細。交差点までの距離もひと目で理解出来るマップ画面はとにかく見やすく高精細。交差点までの距離もひと目で理解出来る“一目瞭然”とはまさにこのことだ。新型『彩速ナビ』MDV-M906HDLの初見、9V型という大画面とそこに映し出される地図の色鮮やかさに息を呑むほどだった。くっきり、はっきり、眼球に入ってくるように見える気持ち良さは、まるで疲れ目に目薬を差した後のようなクリアな美しさだ。今回9V型の画面に採用されるのはHD(High Definition=高精細)パネル。これまでのVGA(640×480ドット)パネルに比べ約2.4倍の高解像度を実現しているだけでなく、発色も増した。「これまでだって十分彩り鮮やかで鮮明だったじゃないか」。と思う方がいたら私も同感です。ところがHD(1280×720ドット)パネルの凄さ、改めて知ることになるのではないか。ちなみに、HD効果は『彩速ナビ』に備わる映像やあらゆる画面に採用されており、渋谷さんはそれを“全身HD”と呼ぶ。

さらに鮮明さを進めたのが今モデルとなり、従来モデルに対して、約1.3倍の輝度という高輝度カスタムLEDバックライトの搭載だ。JVCケンウッド アフターマーケット事業部 国内営業部 オートモーティブ分野 商品企画室 渋谷英治氏JVCケンウッド アフターマーケット事業部 国内営業部 オートモーティブ分野 商品企画室 渋谷英治氏「バックライトは画面が暗いからといってただ明るくすると、ただ白っぽくコントラストのない画面になってしまうんです。輝度に余裕があれば黒はより黒く、明るいところは明るくできる。太陽光にも負けず、メリハリのある画質によって視認性も向上します」と渋谷さん。

 そんな大画面は上下左右の広視野角HDなのである。運転席や助手席のどちらから見ても色の反転(見る角度で明るさが変化してしまうこと)の無い、美しい画像が楽しめるだけでなく、ミニバンなどで2列目/3列目に座る人から見ても見やすい。これまでどおり画面の角度調整が可能だというが、ことこのモデルについては調整の必要はあまりないという。

彩速ナビの“速”と新開発のユーザーインターフェースの素晴らしさ

新次元インターフェイスであるオーガニックGUI。マップの邪魔にならず溶け込むような表示が美しい新次元インターフェイスであるオーガニックGUI。マップの邪魔にならず溶け込むような表示が美しいケンウッドの彩速ナビにとってのHD画面の採用は紛れもないビッグステップである。世の中のHD採用ナビは前述したVGA用の画素数の少ない地図を言わば引き延ばして利用しているため、画質の荒さが余計に目立ってしまいがちだ。一方、彩速ナビはHD用で地図も映像もすべてHDで描いているからこそ“全身HD”なのである。ユーザーがコレを手に入れてしまえば当たり前のように使えてしまうからこそ強調しておきたいのがココなのだ。

スマホを使い慣れている方にとって、指先で画面のスクロールや縮尺の変更、文字入力をスイスイ、サクサクとそれまで見えていたものが思い通りの速さで想像通りに詳細になったり拡大されたりするのはもはや当たり前のこと。ただし「ナビの場合地図をHDで書くこと自体が非常に難しい」と渋谷さん。より高精細で精密な地図を、ときに路肩までもはっきりと識別できるように描くにはそれだけの情報量とそれを思い通りに動かせるシステムが必要になる。3D=立体でも、回転させても・・・。全身=HDと言わしめる理由はまさに目に見えない部分に宿り司っているからと言えるだろう。おかげで画面の移動も拡大縮小もドラッグして必要な画面を引き出す操作も思い通り。マップ画面は詳細表示にしても対応するスケールで書き起こしているのでとても分かりやすく精密に表示されるマップ画面は詳細表示にしても対応するスケールで書き起こしているのでとても分かりやすく精密に表示されるそれをいかんなく発揮しているのが市街図の縮尺地図画面だった。ご存じのとおりナビの地図画面には縮尺がある。一般的には50mスケール以下に市街図(詳細図)を設けるのが一般的だが、新型『彩速ナビ』ではなんと100mスケールから詳細な地図に切り替わる。「ケンウッドが『彩速』と冠をつける以上はHDを採用する以上こうじゃなきゃいけないというポリシーが成し得た成果」だと渋谷さんは言う。だが開発には2年間を費やした。最速とはいかない、地道なステップを踏んできたようだ。別売のナビ連携型ドライブレコーダー『DRV-N530(フロント用)』と『DRV-R530(リア用)』を接続する事で安全性や防犯性も格段に上がる別売のナビ連携型ドライブレコーダー『DRV-N530(フロント用)』と『DRV-R530(リア用)』を接続する事で安全性や防犯性も格段に上がる同時に「スマート連携」にこだわるケンウッドは、高精細HD画像で後方を確認できるHDリアビューカメラを同時にオプション発売。カメラと言えば、業界で1-2を争う人気のケンウッドの前後対応型ドライブレコーダーもナビと連携している。ドラレコのカメラはすでにフルHD録画に対応しているというのは言うまでもないが、一応ご紹介しておきます。

見やすく使いやすい。こだわりのオーガニックGUI

オーガニックGUIを含めたベース色は設定から好みに変更出来るオーガニックGUIを含めたベース色は設定から好みに変更出来るだからこそ従来比1.3倍の高輝度カスタムLEDバックライトを静電タッチパネルとともに新搭載するのは理にかなっている。そんな画面には新開発のユーザーインターフェース『オーガニックGUI(グラフィカル ユーザーインターフェース)』を採用。高解像度の画面だからこそ、より効率よく緻密な情報をグラフィカルに表示し、またエンタテインメント性も追求。ホーム画面は地図画面の左側にInfo画面とAV画面が上下に置かれ、それぞれを必要に応じて拡大/縮小にリサイズし確認ができる。画面が大きいから様々な情報も見やすいとも言えるが、だからと言ってアレもコレも・・・では情報を目で探しに行く必要があるということも考えられるが、このGUIは認知/認識のしやすさが実に研究されているのだろう。単に画面が鮮明だからというだけではない、見やすさには安心感があり、それは安全にも繋がり、快適な移動をサポートするのには重要だと改めて実感できる。オーガニックGUIの表示は変更可能オーガニックGUIの表示は変更可能Info画面は目的地をセットすると到着地までの距離や到着時刻を表示するのはもちろん、走行中の道路の制限速度と現在の速度、渋滞情報、さらにスマートフォンアプリ“KENWOOD Drive Info”と連携させるとフリーワード検索や到着地の天候、スマートループ渋滞情報、駐車場満空情報やガソリンスタンド価格表示など、より様々なリアルタイム情報を得ることもできる(メニューにより有償/無償がある)。ドライブメッセージも状況に応じて送られてくる。例えば“日没ライト案内/警告”は全国の日の出日の入り時刻をインプットしてあり、予防安全にも繋がるライト点灯をサポートしてくれる。逆走警告は文字と音声で相当迫力があるらしい。オーガニックGUIの表示は変更可能オーガニックGUIの表示は変更可能AV画面では例えば音楽を聴いている場合、曲やアーティスト名が表示されるのはもちろんだが、面白いと思ったのは“プレイヤーモード”。ロングスペアナモードやスケールメーターモード、それに古いオーディオのように音質を針の動きで表示するアナログメーターモードがあり、個人的にはアナログメーターモードのグラフィックのリニアさと時刻によってバックライトの色が変わる(選んで固定することもできる)というのが今だからこそ新鮮であり、かつ上質な印象を受けた。

映像だけじゃなく音でも最先端を。ケンウッドこだわりのオーディオ機能

オーディオ画面にも遊び心が満載オーディオ画面にも遊び心が満載「AV系に強いのがケンウッド、と代名詞がつくくらいオーディオも進んでいます」と渋谷さん。私はあまり詳しくないのだが、音楽好きの方は新しいフォーマットが登場するといち早く導入されるというお客様も多いらしい。すると「それが再生できるナビはどれ?」とオーディオを主に置いたナビ選びをする方もいるのは当然だ。早くからハイレゾを採り入れ、K2(ビクタースタジオが作ったマスター技術)など技術を先取りしたAVを確かな音質で提供するのがケンウッドのナビ。今回はカーオーディオでは初採用となるMQAに対応。なんでもMQAの音源データは一曲のファイルサイズがアルバム一枚にあたるほど膨大なのだそうだ。が、ファイルサイズは既存のCDと同じながら、スタジオでハイレゾ同等の音源をつくり、それを加工して一枚のCDの器に入れ込むというものらしい。現在はまだMQAの技術を採り入れたCDは少ないという。それでも最先端の技術を進んで採用する理由を渋谷さんは「普及のスピードは速く、今最新機種を購入しても後になって新システムの音源を再生できないというのでは悲しいでしょう。JVCケンウッドですから、AV系に関しては任してよ、って言いたいんです」。高音質なハイレゾ再生だけではなく、より高音質で聴ける設定調整機能も充実している高音質なハイレゾ再生だけではなく、より高音質で聴ける設定調整機能も充実しているそんなマニアックな技術を求めないまでも、彩速ナビに採用されているAVは誰もが良いAV空間を得られる土台がやはり他とは違う。ケンウッドも音を楽しむ音楽の分野を追求し続け、JVCも音響を生業にしてきた会社だ。この二社が一つになることで、「音質については価格を超えた性能を出すことへこだわることはもはや執念に近い」と渋谷さんはいう。

知識は詰め込んだ。いざ、実走!

圧倒的な高画質『フルHD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!圧倒的な高画質『フルHD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!一通りのお勉強をした後、新型『彩速ナビ』を搭載するデモカーで試乗に出かけた。おやつの時間の頃にだ。ケンウッドのオートモーティブ関連の開発は八王子で行われている。ならば高速を使えば一時間とかからぬところに“揚げパン”が大人気のパン屋さんがある。目的地をそこにと提案したのは言うまでもなく私だ。八王子ICから圏央道に入り、相模原ICで降りて15分ほどのところ、相模原市緑区にある地元では給食のパン屋さんで知られるパン屋さんの揚げパンが近年注目を集めているのだ。文字入力は正しくスマホライクな操作性でフリック入力が可能文字入力は正しくスマホライクな操作性でフリック入力が可能早速、文字をフリック入力でやってみる。スマホの文字入力でコレを使っている人にはスイスイ、そしてサクサクとリスト表示された画面をタッチして目的地はセットできる。そしてすかさずピンチイン/アウト操作で地図の縮小を変えてみる。こちらもスマホのようにスイスイと思い通りに縮尺が変えられる。初見でも画面表示情報の認知/認識がしやすいと感じた前述の感想は実際に走行しながら使って見た感想だ。検索スピードも速く、5ルートも瞬時に表示してくれる検索スピードも速く、5ルートも瞬時に表示してくれる9インチHD画面は圧倒的に見やすい。インフォメーション画面とAV画面が地図の左端にあるが、地図が透過されている点が私にとっては地図表示の圧迫感がなくていいな、と思えた。

走行中の案内もタイミングもピッタリだが、急かされるわけでもない先読み案内の頃合いもいい。そんなの当たり前だろうと思われるかもしれないが、スマホのように画面の操作が行えることにしても、思い通りに当たり前に使えるものの成果が『彩速ナビ』の性能であり、開発者たちの知識はもちろんセンスの集合体でもある。それが最大の魅力。だから当たり前のことでも紹介したくなるのだ。

圏央道ではいくつものトンネルを通過するたびにGPSが途絶え、その先に出口があった。が、何事もなかったように出口への案内がある。自車位置精度は「高精度測位 環境補正プログラム」やGPSに加え、準天頂衛星「みちびき」とロシアの衛星測位システム「グロナス」に対応していること、また傾いた路面でも正しい自車位置を維持する「6軸慣性センサー」の搭載、独自のアルゴリズムでクルマの傾斜をより正確に検知する「高測3Dジャイロ」などによって、ビル群/山岳路から立体駐車場、幹線道路の上を走る高速道路などの認識精度も向上させている。圧倒的な高画質『フルHD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!圧倒的な高画質『フルHD』を搭載したケンウッド『MDV-M906HDL』は感動的!平日のおかげかパン屋さんは思いのほか空いていた。おかげでスイスイと揚げパンを買うことができ、サクサクと食べて帰路につく。高速道路に目立った渋滞はないが一般道は部分的に夕方の渋滞が始まっているようで、往路とは異なるルートでケンウッド八王子事業所に向かい、予測と大きなズレはなかった。

良いモノを当たり前にように使える快適さは比べてみればわかりやすいが気づかないのはもったいない。この『彩速ナビ』MDV-M906HDLは最新かつ最上位モデル。すると、マニアの人が選ぶもの?と思いたくなるかもしれない。確かにカスタマイズ性もお好きな方には魅力。しかし取扱説明書を読むのが面倒な私でも新型機種の新しさに簡単に触れることができた。そこで「慣れてしまえばもうこの鮮明なグラフィックやシンプルな操作とその速さからは戻れませんね」と言うと、「性能を追い求めるのも大事だけれど、それをいかに誰もが簡単に使えるか。そしてAVナビはお客様にとって安全で快適なものでなければならないんです」という渋谷さんの言葉に救われ、腑に落ちたのだった。『彩速ナビ』の大きなグレード&ステップアップはクルマを使うみんなのためのビッグステップなのである。

今回紹介したのは9V型モデルだが、15日(金)に同シリーズの7V型モデルを4月上旬に発売すると、JVCケンウッドから発表があった。今後より多くのユーザーにこの製品の良さを感じてもらえるはず。
■KENWOOD最新カーナビ『MDV-M906HDL』製品サイトはこちら■

《飯田裕子》

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