ラストランまで半月あまりの石勝線夕張支線…3月16日からは増発、最終日は夕張駅でセレモニー

夕張支線のラストラン列車となる夕張19時28分発追分行き普通列車。
  • 夕張支線のラストラン列車となる夕張19時28分発追分行き普通列車。
  • 3月16日から掲出されるサボと、3月29日から掲出されるヘッドマーク。
  • 4月1日から運行される代替バスを含む夕張市内の新たなバス路線網。

JR北海道は、4月1日に廃止される石勝線夕張支線(新夕張~夕張)のお別れセレモニーを、運行最終日の3月31日に実施する。

セレモニーは、夕張14時35分発新夕張行きの発車に際して、夕張駅で14時10分から14時40分まで開催。ラストラン列車となる夕張19時28分発追分行きの発車に際しては、黄色いハンカチなどによる見送りが行なわれる。

このほか、3月16~31日には2~3両編成による3往復の列車が増発され、市民団体がデザインしたサボ(行先表示板)を掲出。3月29日からはヘッドマークも掲出される。また、夕張支線の起点駅である新夕張駅では3月16~31日の間、休日も営業する。営業時間は7時25分~15時30分。

増発列車の時刻は、下り新夕張発が10時7分・13時05分・17時、上り夕張発が11時01分・14時35分・17時50分で、新夕張駅では札幌や帯広・釧路方面の特急と接続する。加えて3月31日は、夕張発のラストラン列車と追分駅(安平町)で接続するノンストップの苫小牧行き臨時列車も運行される。時刻は追分20時44分発~苫小牧21時24分着。

なお、廃止日の4月1日からは新夕張駅前~夕張市石炭博物館間で夕鉄バスによる代替バスが10往復運行される。2019年度には南清水沢駅跡に、代替バスと南部地区や真谷地(まやち)地区へのデマンド交通との結節点となる拠点複合施設がオープンする予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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