デンソーウェーブ、Robot@Home開設 導入前の自動化検証テストなどトータルサポート

デンソーウェーブ Robot@Home
  • デンソーウェーブ Robot@Home
  • デンソーウェーブ初の人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」

デンソーウェーブは3月12日、デンソーロボットの導入検討、すでに導入している企業を対象としたロボット施設、刈谷FAセンター「Robot@Home」(愛知県刈谷市)を開設した。

Robot@Homeは、デンソーロボット導入前に、顧客の工程に合わせた自動化を検証する「テストブース」や、デンソーロボットの基本操作から実践的な使い方までが学べる「ロボットスクール」、技術的な相談に対応する「コールセンター」機能をもたせたるなど、導入前の検討から導入後のサポートまで、デンソーロボットを活用するためのサービスをトータルで提供する。

また、人協働ロボット「COBOTTA」を気軽に体験できるオープンラボラトリールームも用意する。COBOTTAは、コントローラー一体型ながら重量4kgで、自由に持ち運びができる小型軽量ロボット。オープンラボラトリールームでは、購入前から、より具体的に工程内のどこで活用し、どう自動化していくかを検討することができる。

デンソーロボットはこれまで、各種展示会や協賛イベント、顧客主催のセミナーなどで目に触れ、体験できることはあったが、もっと多くの人にもっと気軽に触れてほしいとの思いから、デンソー刈谷本社にあった設備を改修し、Robot@Homeを開設。深刻な人手不足などを背景とした自動化ニーズの高まりに対応するべく、開発業務の効率化に加え、Robot@Homeを通じてサポート体制を強化し、社会の自動化に貢献していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集