ポルシェのEV タイカン、9月デビューが決定…全世界で2万人以上が購入を希望

ポルシェ・タイカンのプロトタイプ
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ポルシェは3月8日、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2019において、ポルシェ初の量産EVスポーツカー『タイカン』(Porsche Taycan)の購入希望者リストに、全世界で2万人以上が登録した、と発表した。

タイカンは、4ドアのEVスポーツカー。パワートレインには、最大出力600ps以上の永久磁石シンクロナスモーター(PSM)を2基搭載する。0~100km/h加速は3.5秒以下で駆け抜け、0~200km/h加速も12秒以下の性能を発揮する。

また、このパフォーマンスに、EVでは前例のない連続的な出力レベルも付加したことにより、性能を損なうことなく幾度ものジャンプスタートを連続して行うことができる。1回の充電での航続は、500km以上に到達する。また、最新の急速充電システムに対応しており、ポルシェによると、わずか4分間の充電で100kmの走行が可能という。

ポルシェはジュネーブモーターショー2019において、タイカンの購入希望者リストに、全世界で2万人以上が登録したと発表した。車両購入の頭金として、欧州では2500ユーロ(約30万円)の支払いが必要となるが、タイカンに対する顧客の関心の高さがうかがえる。

なおポルシェは、タイカンを2019年9月にワールドプレミアすることも発表した。タイカンは2019年内に、まずは欧州市場に導入される予定だ。

《森脇稔》

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