ゴーン被告の高野弁護士、変装作戦の失敗で「名声に泥を塗る結果になった」

東京拘置所から保釈されたゴーン被告(3月6日) (c) Getty Images
  • 東京拘置所から保釈されたゴーン被告(3月6日) (c) Getty Images
  • 東京拘置所から保釈されたゴーン被告(3月6日) (c) Getty Images
  • 東京拘置所の報道陣(3月6日) (c) Getty Images

会社法違反(特別背任)など罪で起訴されたカルロス・ゴーン被告の弁護団を務める高野隆弁護士は、東京拘置所から保釈されたゴーン被告が変装していたことについて「すべて私が計画して実行した」とブログに掲載した。

ゴーン被告は保釈された際、作業用帽子、眼鏡にマスクを付けて、反射材付の作業着を着用し、工事関係者を装っていた。しかし、鋭い眼光と太い眉毛で、すぐにマスコミに発見された。

高野弁護士は、ゴーン被告が素顔のまま保釈された場合、マスコミに住居を特定され、取材攻勢によってゴーン被告に加えて「家族、そして近隣住民の生活すら脅かされる」と、変装したのはマスコミから住まいを特定されるのを防ぐためだったと説明。

ただ、マスコミに変装がばれたことを「失敗した」と認めた上で「私の未熟な計画のために彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗る結果となった」としている。さらに「計画に進んで協力してくれた友人たちに大きな迷惑をかけてしまい、たくさんの人に有形無形の損害を与えた」と、謝罪している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集