早くも2台成約! ストラトス・レプリカ、リスターベル『the STR』…納期は2年

先に発表になったランチア・ストラトスのレプリカ「Lister Bell theSTR」発表後の反響が大きいという。
  • 先に発表になったランチア・ストラトスのレプリカ「Lister Bell theSTR」発表後の反響が大きいという。
  • 輸入元のUKクラシックファクトリーの墨田ガレージ。この撮影の際にも、お客様が来場。注目度は高いようだ。
  • 息をのむフォルム。オリジナルに対して精巧に再現されている。
  • どの角度から見ても、破綻することのないフォルム。そしてボディの作り自体もこの手のレプリカの中では高いクオリティを保っていると言えるだろう。
  • 細かいディテールに至るまで、オリジナルを深く研究されていることがわかる。
  • Lister Bell Automotive 社ではこのクルマを年間5台程度しか作ることができない。
  • すでに2年のバックオーダーを抱えている中、日本でも2台の受注があり、生産能力の強化を申し入れる方針だという。
  • 素材の質感も良好だ。

UKクラシックファクトリーがイギリスから輸入を開始した、ランチア『ストラトス』のレプリカ、リスターベル『the STR』。反響は大きく、早くも成約が出ているのだという。8日に墨田ガレージ(東京都墨田区)のお披露目と併せて発表された。その後、改めてガレージを訪れた。

UKクラシックファクトリーの勝見代表は、発表後の反響が予想を大きく超えたという。「成約も2台出ました。手付金の額を増やしたら納車の順番は先になるか、といった問い合わせや、展示車でよいので売ってもらえないかという相談もいただきました」と話す。

レプリカはキットカーとして販売されることが多いものの、日本では完成車しか登録ができない関係で、コンプリートカーのみの輸入となる。しかし、現在、リスターベルでのコンプリートカー生産能力は、年間5台。すでに納期は2年ほどかかる。

「本物のストラトスのもつストーリーや、ヘリテージはこのクルマにはありませんが、ワイドトレッド、ショートホイールベースという乗り味に魅力があるかもしれません。現代の技術で作り上げられた、比類のないドライビングマシーンに興味を持つエンスージアストが日本でも増えてきたということでしょう。日本でも受け入れてもらえる土壌ができつつあるというのは、こうしたモデルを紹介する立場としてうれしいこと」と勝見代表。

この状況を英国の製造元に持ち込み、生産体制の増強を申し入れたい、と勝見代表は意欲的だ。

《中込健太郎》

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