カーナビとスマホの連携機能、使っている人は2割のみ マイボイスコム調べ

カーナビとスマートフォンで連携していること
  • カーナビとスマートフォンで連携していること
  • 所有するカーナビのタイプ
  • カーナビアプリの利用状況

マイボイスコムは、9回目となる「カーナビ」に関する調査を実施。カーナビ所有者が、スマートフォンと連携利用している人は、2割強にとどまっていることがわかった。

調査は2018年12月1日から5日に、インターネットアンケートで実施。1万0439件の回答をまとめた。その結果によると、カーナビの所有率は57.8%、自動車所有者の8割弱。主に使用するカーナビのタイプは、「オーディオ一体型/2DIN」が44.0%、「インダッシュ」が3.4%、「ポータブル、オンダッシュ」が6.2%となっている。

近年、注目を集めているカーナビとスマートフォンの連携機能については、カーナビ所有者の2割強が利用していると回答。その内容は(複数回答)、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」が16.1%、「スマートフォンのハンズフリー通話」が11.4%となっている。

ルート案内以外でよく利用している機能・サービスについては(複数回答)、「テレビ鑑賞(ワンセグ放送含む)」「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」「施設・観光地などの検索機能」「バックカメラ、後方確認カメラ」がカーナビ所有者の各3割。ポータブル・オンダッシュタイプ主利用者では、「ルート案内以外はほとんど使用していない」が5割弱と高くなっている。

自動車所有者のカーナビ利用意向については、68.9%と2016年と比べて増加。利用意向者の購入時の重視点は(複数回答)、「価格」「操作の簡単さ」が各6割弱、「地図のわかりやすさ」「画面の見やすさ」「情報の精度」が4~5割となっている。「操作の簡単さ」「画面の見やすさ」は、女性高年代層で比率が高い傾向となってる。

また、自動車所有者に、スマートフォンやタブレットのカーナビアプリを利用しているかを聞いたところ、「車に乗る時は、ほぼ毎回利用する」が6.7%、「時々利用する」が23.0%、「あまり利用しない」が12.7%。これらをあわせたカーナビアプリ利用者は、自動車所有者の4割強、自動車所有者でスマートフォン所有者の5割強。また、アプリをインストールしている人は、スマートフォン所有者の6割強となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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