国土交通省は1月30日、重点「道の駅」を新たに15カ所選定したと発表した。
「道の駅」は、地方創生を具体的に実現していくため有力な手段で、国土交通省では、関係機関と連携して地方創生の核となる特に優れた企画を選定し、重点的に応援する重点「道の駅」を2014年度から選定している。
2018年度は、地方創生や地域活性化の拠点の形成を目指した「道の駅」の新たな設置、またはリニューアルの企画提案を募集し、29件の応募があった。今回、企画提案内容を確認し、有識者の意見を踏まえ、重点「道の駅」15カ所と、重点「道の駅」候補14カ所を選定した。
重点「道の駅」は国土交通大臣が選定するもので、今後の施設整備に向けて駐車場や休憩施設は社会資本整備総合交付金で重点支援する。自治体・関係機関による協議会を設け、複数の関係機関の制度活用についてワンストップで相談できる体制を構築するなど、ハード・ソフト両面から支援する。
重点「道の駅」候補は地方整備局長が選定するもので、自治体・関係機関による協議会を設け、複数の関係機関の制度活用についてワンストップで相談できる体制を構築するなど、主にソフト面から支援する。
次回については2019年夏頃から約2~3カ月間の公募期間を設定のうえ、選定する予定。