ハーレー・ダビッドソンの営業利益は3割減、米中の貿易戦争が影響 2018年通期決算

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ハーレー・ダビッドソン(Harley-Davidson)は1月29日、2018年通期(1~12月)決算を発表した。

同社の発表によると、子会社の関連商品部門や金融部門などを含めた総売上高は、49億6864万ドル(約5430億円)。前年の49億1502万ドルに対して、1.1%の増収だった。

一方、2018年通期の営業利益は、4億2236万ドル(約460億円)。前年の6億0677万ドルに対して、30.4%の減益となった。大幅な減益となったのは、米中の貿易戦争の影響による部分が大きい。中国での関税の引き上げが、収益を圧迫する要因となった。

ハーレー・ダビッドソンは2027年に向けた中期計画を公表しており、新型車の積極的な投入などにより、販売増を目指す方針。中でも今秋、米国で発売するハーレー・ダビッドソン初の電動バイク、『ライブワイヤー』に力を入れていく。

《森脇稔》

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