ZMP×丸紅、成田空港制限区域内で自動走行車両による実証実験 1月28-30日

成田空港 (AC)
  • 成田空港 (AC)
  • 実証実験で利用する車両イメージ(RoboCar MiniVan)

ZMPと丸紅の合弁会社であるAIROは、成田空港制限区域内にて、1月28日から30日の3日間、自動走行車両による実証実験を実施する。

AIROは、旺盛なインバウンド需要を背景とした航空輸送の拡大と生産年齢の人口減少に伴う空港グランドハンドリング業務の深刻な労働力不足に対応するため、空港ビジネスの知見・ノウハウを持つ丸紅と、自動運転技術開発のZMPにより設立。国土交通省航空局が国内初の取り組みとして公募した「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」の実施者として、実証実験の準備を進めてきた。

実証実験では、丸紅グループであるスイスポートジャパンのグランドハンドリングスタッフの輸送を想定したルートを、ZMPが開発した自動走行車両で走行する予定。実証実験を通じて、環境やルールが公道とは異なる空港制限区域内における自動走行車両を利用する際の課題の確認やデータ収集を行う。

成田空港は、航空機の安全な運航を支えるグランドハンドリング業務を支援するため、国土交通省と共に官民で自動走行技術等の新技術の活用に取り組んでおり、今回の実証実験についても安全面での支援など、全面的に協力。今後も実証実験の成果および課題を踏まえ、成田空港制限区域内での自動走行技術の活用を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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