どうしたスバル? パワステ部品不具合で群馬工場の生産停止[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

ゴーン事件や厚生労働省による毎月勤労統計の不適切調査問題などがクローズアップされて、このところの紙面では、一昨年以降、相次ぐ検査不正などが発覚していたスバルの記事が目立たなかったが、きょう朝日の経済面は、久々にスバルの話題を取り上げている。

その記事によると、スバルが先週の1月16日から、『インプレッサ』や『フォレスター』など9車種を生産する国内唯一の完成車工場である、群馬製作所(群馬県太田市)の操業を停止しているという。停止の原因は「部品メーカーから調達している主要部品に不具合が見つかり、不具合の原因の調査が進まずに部品の供給が滞っているため」と伝えている。

不具合が見つかった部品はハンドル操作を助ける電動パワーステアリング。16日夜から操業を停止。日曜で休日だった20日を除き、22日まで生産は再開できず23日もストップ状態が続くそうで、本格的な操業再開のめどは立っていない模様だという。

完成車の組み立て工場の操業停止といえば、昨年夏の西日本豪雨の影響でマツダが広島の本社工場などの生産を一時停止した。台風や地震などの自然災害や工場火災などで操業停止に追い込まれることはあるが、調達部品の不具合が原因で工場が数日間も全面ストップする例はめずらしい。

今年の元旦(1月1日)の全国紙に掲載されたスバルの全面広告「お客様に、安心と愉しさを。」のキャッチコピーの中には「2019年、私たちSUBARUは、もう一度、初心に立ち返り、お客様の期待に応えることができる、そんな会社になりたい」とのメッセージが綴られていた。

さらに、「徹底的に質を高めていかなければいけない」とも。不具合部品の発見が出荷前で助かったようだが、停止するのは衝突を避けるアイサイトだけで十分だ。

2019年1月23日付

●不適切統計「漫然と踏襲」厚労次官ら22人処分、特別監査委報告(読売・1面)

●ルノー取締役会24日に、仏紙「新会長、ミシュランCEO」(読売・2面)

●EV電池提携で量産化、20年に新会社、トヨタ51%、パナ49%(読売・8面)

●「賃上げと処遇改善」経団連、春闘指針を公表(朝日・7面)

●スバル、国内生産止まる、16日からパワステ不具合、納車遅れ業績影響も(朝日・8面)

●ゴーン前会長の保釈、再び却下、地裁、口裏合わせ警戒か(朝日・35面)

●羽田で自動バス実証実験(産経・10面)

●トラック隊列走行、新東名で実証実験(東京・7面)

●世界の利益、米が4割、デジタル化集中投資(日経・1面)

●ブリヂストン、オランダの車両データ会社、1100億円で買収(日経・13面)

●ドローン、飲酒操縦禁止へ、国交省、航空法の改正検討(日経・34面)

●ヤマト子会社改善命令へ、国交省、引っ越し代過大請求で(日経・35面)

スバルは1月23日、群馬製作所で生産しているモデルの一部で不具合が見つかり、1月16日か…

《福田俊之》

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