キャデラック CT6 に550馬力の「V」、8万8790ドルから…デトロイトモーターショー2019

キャデラック CT6-V(デトロイトモーターショー2019)
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キャデラックは1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2019において、『CT6-V』(Cadillac CT6-V)の予約受注を開始すると発表した。米国ベース価格は8万8790ドル(約967万円)と公表されている。

同車は、キャデラックのフラッグシップサルーンとして、日本市場にも導入されている『CT6』の頂点に立つ高性能グレードだ。Vは「Vスポーツ」を意味するキャデラックの高性能モデルシリーズで現在、『CTS』と『ATS』に用意されている。

CT6-Vのハイライトは、新開発の4.2リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンだ。エンジン上部にターボチャージャーを装着することにより、ターボラグを排し、エンジンサイズもコンパクト化した。最大出力は550hp、最大トルクは86.7kgmを発生し、このパワーが4輪に伝達される4WDとなる。トランスミッションは10速ATで専用のギア比が与えられており、エンジンがほぼすべての車速で、最大出力を引き出すのに最適な回転数を保つ設定とした。

外観は高性能グレードらしく、V字型のメッシュグリルや大型のLEDヘッドランプを装備した。エアロパーツの下部やサイドウインドウ周囲のトリムは、ブラック仕上げとするなど、Vスポーツ専用の演出が施される。

19インチのブレーキは、ブレンボと共同開発された。アルミホイールとタイヤは20インチサイズを履く。サーキット走行を視野に入れた「トラックモード」では、磁性体ダンパーの「マグネティックライドコントロール」、アクティブリアステア、ステアリング特性などが、スポーティな方向に変化する。

《森脇稔》

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