安全システム、オーディオ、ナビ、未来的な技術がてんこ盛りのデンソーブース…東京オートサロン2019

デンソーブース(東京オートサロン2019)
  • デンソーブース(東京オートサロン2019)
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総合自動車部品メーカーのデンソーは、東京オートサロン2019にて「クルマ好きが集うコミュニケーションサロン ”DENSO Pit Salon”」をテーマにブース出展を行った。

車両は2台が展示されていた。1台は2018年のルマン24時間レースで優勝した、デンソーが協賛するTOYOTA GAZOO Racingの『TS050 HYBRID』。昨夏に大きな話題をさらった有名車だけに、ひときわ注目を集めていた。なお当車には、デンソー製のプラグが使用されている。

もう1台は市販車ベースのフルカスタム車両、トヨタカローラ名古屋のGRガレージ特別仕様車トヨタ『86』。エアロ、足回り、パワートレイン関係、さらには外装までとことん手が入れられたこのクルマ。スペックも相当に高められていて、最大出力はノーマルで173.4psのところからなんと252.8psにまで引き上げられている。

ちなみに当車にもデンソーのパーツが多々使われている。「プラズマクラスターイオン発生機」、「撥水ワイパー」、「イリジウムプラグ」、「スポーツオイルフィルター」等々が採用されている。

なお当車両は、このままの状態で購入すること可能だ。価格は740万円からとのこと。

車両以外の展示も充実していた。2018年に発売された安全分野の市販商品を中心に、約20点の商品・サービスが披露されていた。特に目を引いたのは以下の4アイテム。1つ目が、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる衝突事故の軽減に貢献する「踏み間違い加速抑制システム」(2018年12月トヨタ自動車より発売)。これは、超音波センサーで後方と前方の障害物を検知するとそのことをブザーと表示でドライバーに知らせ、にもかかわらず誤ってアクセルを強く踏み込めば加速を抑制する機構が働く、というものだ。この仕組みを模型で分かりやすくデモしていた。

2つ目はドライバーの顔の画像から、脇見、眠気、居眠り、不適切な運転姿勢などを推定し音声で警告するという商用車向けのシステム「ドライバーステータスモニター」(2018年5月デンソーより発売)。これは実機でのデモも行われれていた。

3つ目が、「プレミアムダブルツィーターシステム」(デンソーテンが開発)。これは、運転席用と助手席用に専用ツィーターを用意して、両席それぞれでリアルなステレオ再生を楽しめるようにするという画期的な音響システム。これもすでにトヨタ自動車からオプション販売されている。

そして4つ目が市販AV一体型ナビで唯一ドライブレコーダーが内蔵されている『録ナビ』(デンソーテンが開発)。フロントガラスに取り付けるべきがカメラのみなので邪魔になりにくく、かつリーズナブルにナビとドラレコが両得できるというスグレモノだ。

《太田祥三》

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