レベル3の自動運転中、スマホ操作はOK 警察庁がパブリックコメント募集

レベル3自動運転の例:埼玉工業大学発の自動運転ベンチャー「フィールドオート」
  • レベル3自動運転の例:埼玉工業大学発の自動運転ベンチャー「フィールドオート」
  • レベル3自動運転の例:群馬大学 e-COM10。障害物などがあると安全をドライバーが逐一確認する。

警察庁は12月25日、自動運転車の実用化に向けて道路交通法改正試案について一般からの意見を募集すると発表した。

今回、一般公道での自動運転レベル3(緊急時以外は自動運転)を想定して法改正するもの。

具体的には、自動車運転中、一定の条件を満たさなくなった場合、直ぐに適切に対処することができる態勢にある場合に限って、携帯電話の通話やスマートフォン(スマホ)の操作してもよいことにする。レベル3の場合、システムが制御する自動運転からドライバーによる手動運転に切り替わるケースがあるため、これに備える。自動運転レベル3では、低速での走行を想定している。

また、自動運転中、装置の作動状態を確認するために必要な情報を記録する装置の装備と記録の保存を義務付ける。

さらに、警察は自動運転車に整備不良の疑いがある場合、作動状態の記録開示を求めるとともに、その車の自動車メーカーに情報を判読するため協力を求めることができることとする。

意見・情報受付締切は2019年01月23日。

《レスポンス編集部》

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