国土交通省自動車局は、自動車運送事業者による年末年始の輸送に関する安全総点検の開始に合わせ、点検実施状況を関東運輸局と共同で査察する。
2018年度の安全総点検では、軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの総合的な対策の推進や、バス運転者の健康起因事故の発生、大型トラックのタイヤ脱落事故などを踏まえて5分野を重点点検事項としている。これらについて査察を実施する。
具体的には軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策、健康管理体制の構築、運転者に過労運転を行わせないための安全対策、運転者に飲酒運転や薬物運転を行わせないための安全対策、車両の日常点検整備、定期点検整備などの状況を査察する。
12月10日に京王バス・中野営業所、12月11日にフジエクスプレス・東京営業所で実施する。