スズキ ジムニー 新型、米国初上陸…ワールドカーオブザイヤーが選考試乗会

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ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、ロサンゼルスモーターショー2018の開幕に合わせて、「2019ワールドカーオブザイヤー」の選考試乗会をロサンゼルスで開催した。

この試乗会には、世界18か国から48名のジャーナリストが参加した。ロサンゼルスの会場には、2019ワールドカーオブザイヤーなど6つの賞にノミネートされている38台の車両が揃えられた。

ジャーナリストから注目を集めた車両のひとつが、新型スズキ『ジムニー』だ。新型ジムニーは、「2019ワールドアーバンカーオブザイヤー」にノミネートされている。しかし、スズキは米国の四輪車市場から撤退しており、新型ジムニーは現地には存在しない。そこでスズキは欧州から、左ハンドルの新型ジムニー(日本市場の『ジムニーシエラ』に相当)を、ロサンゼルスに持ち込んだ。

ワールドアーバンカーオブザイヤーは、今回が3度目。ワールドアーバンカーオブザイヤーは、世界の人口の50%以上が、都市部に集中していることに着目して、3年前に新設された賞で、都市に似合う車を選ぶ賞となる。スズキは、ワールドアーバンカーオブザイヤーのノミネートの常連だ。第1回目の『バレーノ』と『イグニス』、第2回目の新型『スイフト』に続いて、第3回目の今回、新型ジムニーがノミネートを果たした。

ワールドカーオブザイヤー主催団体は、ロサンゼルスで行われた選考試乗会の画像を公開した。新型ジムニーは、世界のジャーナリストの関心を集めたようだ。なお、2019ワールドカーオブザイヤーなど6つの賞は2019年4月、米国で開催されるニューヨークモーターショー2019で発表される。

《森脇稔》

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