国土交通省は、不審人物や不審物を自動で検知できる「先進的警備システム」のバスターミナル導入に向けて、11月8日に「自動車分野におけるテロ対策検討会」を開催し、システムに関する実証実験参加事業者を選定する。
国土交通省は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、バスターミナルなど、不特定多数が集まるソフトターゲットに対する警戒強化を喫緊の課題と捉えている。対策の一環として、不審人物や不審物を自動で検知できる「先進的警備システム」のバスターミナルへの導入に向けて有識者で構成する「自動車分野におけるテロ対策検討会」を開催し、同システムに関する実証実験を行うことにした。
検討会では、実証実験参加事業者の選定や告知の手法について検討する予定。