スズキ、歩行補助車コンセプト kupo を開発 渋谷「超福祉展」に出展へ

kupo プッシュモード(左)とkupo ドライブモード(右)
  • kupo プッシュモード(左)とkupo ドライブモード(右)

スズキは、渋谷ヒカリエで11月7~13日に開催される「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(通称:超福祉展)」に、電動車いすの機能を備えた歩行補助車のコンセプトモデル『kupo』を出展する。

kupoは、歩いて使用する際は歩行補助車の形状に変形して、手押し操作を電動アシストするプッシュモードになり、長距離の移動等には使用者が乗車可能な形状に変形するドライブモードを選択できる、というコンセプト。2種類の形状に変形することで、それぞれの用途に合わせて使用することができる。

例えば、自宅から近くのスーパーマーケットまでプッシュモードで歩いて行き、買い物時にはショッピングカートとしてバスケットを搭載して使用。自宅に戻る際や疲れた時にはドライブモードで乗車して移動する、といった用途を想定している。

今回出展する超福祉展は、あらゆる人や福祉そのものに対する「意識のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月の1週間、渋谷ヒカリエを中心に開催されている企画展。スズキは2015年から参加している。

《丹羽圭@DAYS》

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