日野自動車、大型電動冷凍車を来夏発売 新世代ハイブリッドシステムを活用

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日野プロフィア・クールハイブリッド
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日野自動車は9月26日、来夏発売予定の大型トラック日野『プロフィア・ハイブリッド』全車型にハイブリッドシステムを活用した電動冷凍車「クールハイブリッド」を設定すると発表した。

日野自動車はCO2排出量削減の切り札として、新世代ハイブリッドシステムを搭載した大型トラック「 日野「プロフィア・ハイブリッド」を開発し、来夏の発売を予定している。さらにデンソーや三菱重工業といった電動冷凍機メーカーと協力。ハイブリッドシステムの電力を冷凍機に活用した電動冷凍車日野プロフィア・クールハイブリッドを全車型に設定する。

同社は、2014年に世界初となるハイブリッドシステムを活用した電動冷凍車、日野プロフィア・クールハイブリッドを発売した。小型トラック用のハイブリッドシステムで回生・発電した電力を、冷凍機用電動コンプレッサーの駆動に使用。優れた経済性や冷凍性能で好評を得ている。

一方、新モデルは大型トラック用に新開発したハイブリッドシステムを使うことで、バッテリー容量を従来の1.9kWhから11kWhに拡大。エンジン停止後も冷凍機駆動のための電力供給が約2時間可能となった。またモーター出力も36kWから90kWにアップ。冷却能力が向上し予冷時間を約90分短縮した。さらに社内試験では、従来モデルと比較して約1割の燃費向上結果を得ている。

《纐纈敏也@DAYS》

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