【鈴鹿10時間耐久】#888メルセデスが276周を走って初代王者、日本勢は#00グッドスマイルメルセデスが5位

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第47回サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース(鈴鹿10H)は20時にチェッカーフラッグを迎え、31周目にトップに立った#888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing(Mercedes-AMG GT3)がそのまま後続を引き離し、初代王者に輝いた。

序盤はポールポジションからスタートした#28 HubAuto Corsa(Ferrari 488 GT3)がレースをリードしたが、スタート時に違反がありペナルティを受けて後退。レースがスタートしてちょうど1時間を過ぎたところで#888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing(Mercedes-AMG GT3)がトップに立った。2位以下はトラブルやアクシデントで目まぐるしく順位が入れ替わる展開となったが、#888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racingは安定した走りでトップを快走。そのまま逃げ切り鈴鹿10H初代王者となった。

12番手スタートからピットインのたびに順位を上げ、2回目のピットストップを終えた2時間過ぎに3位に浮上して上位争いに加わった#43 Mercedes-AMG Team Strakka Racing(Mercedes-AMG GT3)が、終盤のバトルを制して2位。そのバトルに加わった#6 Audi Sport Team Absolute Racing(Audi R8 LMS GT3)と#66 AUDI SPORT TEAM WRT(Audi R8 LMS GT3)が3位、4位でチェッカーを受け、ここまでが同一周回の276周を走破した。

1周遅れながら日本勢最高位の5位でゴールしたのは#00 Mercedes-AMG Team GOOD SMILE(Mercedes-AMG GT3)。残り30分は#08 Bentley Team M-Sport(Bentley Continental GT3)とテールトゥーノーズのバトルとなったが、それを抑えての快挙だった。

他の日本勢は、#21 Audi Team Hitotsuyama(Audi R8 LMS)が8位でゴール。レース中盤まで徐々に順位を上げて上位争いに加わる勢いを見せていた#018 KCMG(Mercedes-AMG GT3)はトラブルで脱落、リタイヤした。

■鈴鹿10H決勝レース結果(トップ10)
1. #888 Mercedes-AMG Team GruppeM Racing
2. #43 Mercedes-AMG Team Strakka Racing
3. #6 Audi Sport Team Absolute Racing
4. #66 AUDI SPORT TEAM WRT
5. #00 Mercedes-AMG Team GOOD SMILE
6. #08 Bentley Team M-Sport
7. #44 Strakka Racing
8. #21 Audi Team Hitotsuyama
9. #17 AUDI SPORT TEAM WRT
10. #75 Sun Energy 1 Racing AUS

《藤木充啓》

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