自動車部品のきずを自動検査する装置に用いる標準試験片のJIS制定

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経済産業省は、機械部品の加工穴内径面きず検査装置の性能評価に用いる標準試験片などの日本工業規格(JIS)を制定・改正、20日発表した。

主に自動車や産業機械部品の加工穴内径面のきずを自動検査する装置の、検査や校正に用いる標準試験片について、「新市場創造型標準化制度」を活用し、「JIS Z 2324-1」(非破壊試験 - 加工穴内径面自動検査装置 - 第1部 標準試験片)を制定した。

制定によって、レーザ式、カメラ式、渦電流式の3方式の自動検査装置の検査に用いる試験片を統一することが可能となる。標準試験片を用いた性能試験方法を今後確立することによって、検査結果の比較による検査手法の適切な選択やデータの信頼性向上が見込まれる。

《レスポンス編集部》

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