未来とスピードをコンセプトにした新型超低床車…2019年3月、広島電鉄に登場する「グリーンムーバーエイペックス」

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2013年に登場した1000形以来となる広島電鉄の新型超低床車5200形。車体長は5000・5100形の「グリーンームーバー」シリーズに準拠した30mとしている。
  • 2013年に登場した1000形以来となる広島電鉄の新型超低床車5200形。車体長は5000・5100形の「グリーンームーバー」シリーズに準拠した30mとしている。
  • 5200形の車内イメージ。シートは広島の川の流れをモチーフにしたもの。

広島電鉄は7月26日、新型の超低床車5200形「グリーンムーバーエイペックス」を2019年3月末に2編成導入すると発表した。2号線(広島駅~広電宮島口)に投入する。

同社の超低床車は、1999年にドイツ製の5000形「グリーンムーバー」が導入されたのを皮切りに、2005年には国産の5100形「グリーンムーバーマックス」が、2013年には5000・5100形より車体長が短い1000形「グリーンムーバーレックス」がそれぞれ導入されている。

今回の5200形は1000形以来の新型超低床車で、「未来×スピード」をコンセプトに、近畿車輛・三菱重工エンジニアリング・東洋電機製造の3社で製造。車体は側面を斜めに切り込んでスピード感を表現するとともに、モノトーンを基調にライトグリーンをアクセントに加えた未来的な塗色とする。

車内は外観と同じ配色とすることで全体の広がり感を演出、「都会的でメリハリのある」デザインとする。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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