マツダ、社員の災害ボランティア参加をバックアップ 平成30年7月豪雨

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マツダ本社(広島)
  • マツダ本社(広島)
  • 平成30年7月豪雨(7月10日、広島市) (c) Getty Images

マツダは、平成30年7月豪雨による被災地域の復旧・復興支援を最優先に、地元企業として人材や物資の支援などを迅速に行っている。

特に人材支援については、ボランティア等の参加に活用できる「ハートフル休暇」について、休暇手当を従来の70%から100%支給、適用日数は10日から無制限に見直し、従業員に災害ボランティアへの自主的な参加を推奨している。

マツダ社員はこれまで、現場作業支援や事務作業支援に、ハートフル休暇取得者数(のべ457人)およびマツダ親和会による無給災害ボランティア(のべ55人)を含むのべ745人が支援活動に参加。マツダ病院の医師・看護師・保健師などのべ83人は医療支援にも参加している。

物資支援では、土のう袋2850袋、飲料水など2万4880リットル、軍手・手袋602セット、マスク336枚、タオル1310枚、雑巾346枚などを送ったほか、社用車7台の貸し出しや復旧活動用のトラック10台の寄贈を行っている。また、鯛尾トレーニングセンター(安芸郡坂町)を災害ボランティアの宿泊施設として開放。さらに義援金1億円を寄付、本社ロビーではたる募金を7月26日から実施している。

マツダは、今後も地域住民や取引先などと連携して、地域の安全や交通状況などに配慮した操業・勤務を実施するとともに、早期の復旧・復興に貢献する取り組みを推進していくとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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