ボルボカーズ傘下の高性能車開発メーカーのポールスターは6月11日、英国で7月に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、『ポールスター1』の量産モデルを初公開すると発表した。
ポールスター1は、ボルボカーズから独立した電動高性能車ブランドに位置付けられるポールスター社が、2019年の半ばから販売予定。プラグインハイブリッド(PHV)の高性能な2+2のグランドツアラークーペとなる。
ポールスター1は、ボルボカーズの新世代プラットフォーム、「SPA」(スケーラブル・パフォーマンス・アーキテクチャ)がベース。ただし、その約50%は、ポールスターの独自設計となる。
プラグインハイブリッド(PHV)パワートレーンは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「Drive-E」エンジンが前輪を駆動。2個のモーターが後輪を駆動する4WDとなる。システム全体で、最大出力600hp、最大トルク102kgmを発生。EVモードの航続は最大150km。
ポールスターは7月、英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、ポールスター1の量産モデルを初公開する予定。グッドウッド名物のヒルクライムにも参加する、としている。