アウディ Q8、スマホで遠隔駐車が可能…レーダーセンサーは最大5基搭載

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アウディは6月5日、中国深セン市で開催した「アウディ・ブランド・サミット」で初公開した新型SUVの『Q8』に、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。

アウディQ8の先進運転支援システムには、アダプティブクルーズコントロール、予測効率アシスト、交差点アシスト、レーンチェンジ警告、縁石警告、360度カメラなどがある。

先進運転支援システムのハイライトは、2019年初頭に導入予定の「リモートガレージパイロット」。このシステムは、ドライバーがスマートフォンを操作することにより、アウディQ8の車庫入れや車庫からの出庫を、自動的に行える。ドライバーはQ8から降りて、スマートフォンの「myAudi」アプリを使用して、駐車プロセスを開始。「リモートパーキングパイロット」も、リモートガレージパイロット同様の利便性を提供する。

これらの機能は、Q8に搭載される「セントラルドライバーアシスタンスコントローラー」によって実現。このユニットは、車両周囲の詳細な環境モデルを連続的に算出し、それを先進運転支援システムの制御に利用する。必要なデータは、最大5基のレーダーセンサー、6台のカメラ、12個の超音波センサー、1基のレーザースキャナーから取得する。

また、Q8にはヘッドアップディスプレイを採用。ナビゲーション用の詳細なガイダンスを含めた重要な情報をフロントガラスに投影する。さらに、「HDマトリクスLEDヘッドライト」がオプション設定されている。

《森脇稔》

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