スズキ、インドでの四輪車累計生産2000万台 日本より早い34年5か月での達成

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インドでの四輪車累計生産2000万台目となったグジャラート工場で生産したスイフト
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スズキは6月4日、インドでの四輪車累計生産2000万台を達成したと発表した。

2000万台の達成は日本に次いで2か国目。1983年12月の生産開始から34年5か月での達成は日本の45年9か月を抜いて最速となる。最多生産車種は約317万台の『アルト』、2000万台目はグジャラート工場で生産した『スイフト』だった。

スズキは1983年12月、現在の子会社マルチ・スズキ社の前身であるマルチ・ウドヨグ社で生産第一号車『マルチ800』をラインオフ。以来、インドの経済成長に伴う需要拡大に合わせて生産台数と車種を増やしてきた。1994年3月に100万台、2005年4月に500万台、2011年3月に1000万台、2015年5月に1500万台を達成。そこから3年1か月で2000万台を達成した。

現在では、マルチ・スズキ社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ100%出資により設立した生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で、『ディザイア』『バレーノ』『アルト』『スイフト』『ワゴンR』『ビターラ・ブレッツァ』など16車種を生産。2017年度の生産実績は約178万台で、インド国内で165万台を販売し、欧州、日本、アジア、アフリカ、中南米など、100を超える国や地域へ13万台を輸出した。

《纐纈敏也@DAYS》

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