BMWグループは5月16日、中国北京市に研究開発センターを開所した、と発表した。
北京に研究開発センターを設立したのは、電動化やデジタル化を加速させるのが目的。これらの分野において、テストや検証、サービスやシステムの開発を主に行う。200人以上の従業員が働き、中国のR&Dネットワークが強化される。
研究開発センターは、北京市内の第5環状道路沿いに位置。面積は1万7000m平方mを擁し、最新の設備によって、研究開発チームのコミュニケーションを向上させ、クリエイティブな仕事に促進することを目指す。
BMWの北京の研究開発センターでは2018年、中国全土で70台以上のテスト車両を走行させる予定。延べ走行距離は500万kmに到達する見通し。
中国は2017年、BMWグループにとって世界最大市場となった。BMWグループは、グローバルレベルで研究開発能力を強化していく、としている。