BMWグループは5月16日、海外の自動車メーカーとして初めて、中国で自動運転車の公道テストの認可を取得した、と発表した。
BMW グループは、世界中で企業戦略として「Strategy NUMBER ONE > NEXT」を実行。自動運転、コネクティビティ、電動化、シェアサービスの4本を柱とした「ACES」を掲げている。BMWグループは「ACES」の重要な部分として、自動運転を位置付けている。
中国政府は現在、自動運転の実用化への取り組みを推進しており、BMWグループの自動運転開発プログラムにおいて、中国は重要な役割を果たす。
BMWグループは今回、海外の自動車メーカーとして初めて、中国で自動運転車の公道テストの認可を取得。上海市において、BMW『7シリーズ』をベースとした自動運転プロトタイプ車を用いた公道テストを行う。
BMWグループは、60人以上のエンジニアで構成される自動運転の研究開発チームを、上海に結成。研究開発チームは公道テストを通じて、多くのデータを収集していく、としている。