JR東日本は5月16日、東北新幹線上野~大宮間のスピードアップに向けた工事に5月下旬から着手すると発表した。
同区間は1985年3月に開業しているが、沿線の騒音対策から最高速度が110km/hに制限されていた。
そこで、騒音対策などに必要な地上設備の工事に着手することになり、並行する埼京線内の戸田公園~戸田~北戸田間、南与野~与野本町間のうち、およそ2kmの範囲に吸音板を設置。
また、戸田~北戸田間、南与野~与野本町~北与野間のうち、およそ1kmの範囲にある防音壁を嵩上げする。
これにより最高速度は、埼玉県内の12km区間で最大20km/hアップした130km/hとなり、所要時間は最大で1分程度短縮されるという。工期は2年程度を予定している。