アウディは5月9日、自動運転や電動化、デジタル化に対して、総額400億ユーロ(約5兆2070億円)の投資を行うと発表した。
アウディは2021年、コンセプトカーの『Aicon』をベースにした自動運転のEVを発表する予定。アウディが1971年に「Vorsprung durch Technik」(技術による前進)を企業哲学として掲げて以来、2021年で50周年を迎える。アウディ今回の大型投資を充当して、自動運転車の開発を加速していく。
また、電動化に関しては、ポルシェとの協力関係を強化。アウディとポルシェは、新開発の電動車向けアーキテクチャー、「プレミアムプラットフォームエレクトリック」(PPE)により、パッケージ、ホイールベース、スペースといった各側面におけるEVの利点を最大限に活用。さらに、このアーキテクチャーは高い柔軟性を備えているため、SUVやセダンなど、幅広い車種に適用できるという。
アウディとポルシェの共同プロジェクトからは、3つのモデルファミリーが誕生する予定。なお、PPEを採用する最初のモデルは2021年に登場する、としている。