ホンダは4月26日、2018年3月および2017年度(2017年4月~2018年3月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。
●世界生産、0.5%減の48万4960台で2か月連続マイナス 3月
3月度の世界生産台数は前年同月比0.5%減の48万4960台で2か月連続のマイナスとなった。
国内生産は同10.2%増の8万2789台と2か月連続で前年同月実績を上回ったが、海外生産は同2.4%減の40万2171台で2か月連続のマイナスとなった。中国は3月度新記録を達成するなど好調だったが、北米などが落ち込んだ。
国内販売は同1.1%増の9万3824台で2か月連続のプラスだった。軽自動車は同0.5%増の4万3123台、登録車は同1.7%増の5万0701台。ともに2か月連続のプラスとなった。
輸出は同124.6%増の1万3822台で3か月連続のプラスだった。
●海外生産、過去最高を記録 2017年度
2017年度の世界生産台数は、前年度比4.5%増の528万7050台、5年連続で過去最高を更新した。
国内生産は同2.3%増の82万9216台で2年連続のプラス。海外生産は中国で過去最高となり、トータルでも同4.9%増の445万7834台で過去最高を記録した。
国内販売は同2.0%増の72万4740台で、2年連続のプラス。登録車は同0.9%減の38万2068台で2年ぶりのマイナスとなったが、軽自動車は同5.4%増の34万2672台と好調、2年連続で前年実績を上回った。
輸出は同26.0%減の9万6362台。3年ぶりのマイナスとなった。